syslogd てなに

 syslogは、OSやアプリケーション、サービスが情報をログとして記録するための仕組みで、UNIX/Linuxには標準的に備わっている。syslogには歴史があり、2001年には、そのプロトコルとメッセージフォーマットがRFC3164として定義されている。
ログメッセージを出力するアプリケーションとは別に、出力されたログメッセージを受けとるアプリケーションが存在し、このログ受信アプリケーションが、受け取ったログメッセージをファイルに保存するなどの処理している。ログ受信アプリケーションによっては、受け取ったログメッセージをネットワーク越しに別サーバーに送信することができ、この機能を使うことで、複数サーバーのログを1台のサーバーに集約することが可能になります。

また、syslogでは、
ログの種類をfacility、
ログの重大度をseverity(priority
という、数字で表されるコードで指定します。
Facilityは全部で0~23の24種類ありますが、さまざまなOSで同じ用途に異なる番号を使っているという事情があります。
Serverityは、0~7の8種類あり、こちらは、OSによって異なるということはありません。

ログを出すアプリ、まとめるアプリ2つ合わせてsyslogd。

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