最近の共有ディスク装置においては、大きなキャッシュメモリを搭載しており、RAIDディスク構成や本数の性能差はあまり感じられない場合もある。
またディスク故障時、二重障害でない限り、RAID構成に組み込まれていない予備ディスクを設定しておき自動的に組み込むことで、縮退状態で運用するケースも回避できる。
I/Oや用途を考慮しRAID構成を別にしたり、同構成内に空き容量を大きく取るなどの工夫も大切な要素だ。
●メリットとデメリット
ソフトウェアRAIDは、CPUにRAIDを制御するための負荷がかかるので、パフォーマンスを低下させる原因にもなる。
ハードウェアRAIDはマザーボードがRAIDに対応しているか、またはRAIDカード構築する必要がある。
OSに依存しないで、RAID構築することができ、CPUパフォーマンスにも影響を与えない点(少ない)に大きなメリットがある。
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