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訓練と本番

あたまで理解し、わかっていることと、実際にできることとは違う。誰もがそう思っている。しかしこんな言い訳を聞く機会が、また自ら声にする機会がある。舞台に魔物がすむ。五輪に魔物がすむ。なんて言葉を耳にする。実際にできることとするには訓練や練習が必要だ。あたまで理解しわかっているとと、実際にできることの隙間をつくように魔物が現れる。魔物は、練習中、訓練中、リハーサルには出没しない、一世一代いざ本番に、ここぞと出てくる。この魔物の出現を想定内として立ち向かう力をつけてくれるのが訓練だ。

失敗した時の行動

 2020年本屋大賞ノミネート  話 題 の 小 説 『 線 は 、 僕 を 描 く 』 の 著 者 で あ り 水 墨 画 家 の 砥 上 裕 將 さ んの言葉   水 墨 画 を 学 ん で い る 人の 作 品 を 見 る と 、 多 く の 場 合 、 無 駄 な 一 手 が あ る 。 “ う ま く 描 き た い ” と い う 欲 望 や さ ま ざ ま な 心 境 が 線 に 表 れ 、 そ れ を ご ま か そ う と し て 、 い ら な い 線 を 描 き 足 し て し ま う ん で す 。 そ れ で 次 第 に 絵 が 崩 れ て い く 。 小学校の頃書道を習ったことがあった、3級で終了した。感じたことは、書道は、その日の1枚目が一番良い、書けば書くほど悪くなる感じがした。1枚目が勝負だった。早く終わってみんなと野球がしたかった。 デザインを専門学校で学んだ際、鉛筆によるデッサンがあった、輪郭を表す線を書いていると1本、2本と一番美しい線を求めて書き込んでいた。結果として絡み合った太い線が残っているだけとなる。 失敗は、どこにでもある。その時、SI(システムインテグレーター)の世界では、そのままとは行かない、正しい値に修正する。その後、経緯を理由をつけで報告する。再発防止に理由はいるし、お客様に伝えるには表現方法、言葉を十分選んでお伝えする。それが誤魔化そうとした、いらない線と感じる時がある。 一面失敗が許容されるから言えることもある。人命がかかったプロジェクトではまた違う意見もあると思う。

困難の時こそ必要な「勇気」

 人生において、プロジェクトにおいて、人間関係において、困難なときが必ずある。望んで起こすものではないが。期せずして起こるものだ。そんな時「勇気」が必要だ。冷静になれる。また、そんな時に限って味方は少ない。「備え」が必要であることは必然である。それを実行するタイミングや実施方法や手段・立場など。主体者に対する判断が求められる。東証のシステム障害があったがその中でも「勇気」を奮って判断したリーダーがいたと思う。トラブルシュートに徹するか、関係部署にいち早く周知するか。息ができなくなるような緊張感に迫られる。そんな時「勇気」を出して、「冷静」に。乗り越えてほしい。

いい歌手である前にいい人間であれ

「いい歌手である前にいい人間であれ」「そのためには真実、誠実、謙虚であること」。J.Yパークさん  Nizi   Project 音楽プロデューサーの言葉だ。芸能人は、ファンの興味にさらされる、そしてその人らに支えられていることは間違いない。表に出て、ファンを励ます人にとって、「 真実」、「誠実」、「謙虚」重要なことだ。裏方でもあるエンジニアにはこれらはどうだろうか。エンジニアでなくても「人」として必要と感じる。その位置によって求められるレベルが異なる。有名になればなるほど求められる倫理は高邁となる。さて、年齢を重ねると、傲慢や我儘がとおる場合がある、周囲がその行為にそれほど興味や影響がないと放置される。更にその傾向が進む。私は、父の介護に携わり感じたことだ。心配されるのでなくいつまでも周囲に気配りしつづけられることが、 「そのためには真実、誠実、謙虚であること」につながるのではと思う。

1度ダメになって再び復活したもの

 信頼で見るもの尺度の一つとして。1回目の成功だと慢心してしまいつまづいてしまう。一回ダメになて復活したものは、会社は、組織は、人は、その苦しさを知るゆえに、謙虚で、慎重に、バランスの取れた形になる。信頼の尺度になるのでは、進んで1回失敗することはないと思うが、倒産ギリギリで不景気を乗り越えた経験もそうだ。再び復活は、再度挑戦するところまではよくある話だ、恋愛でもそうだ、挑戦でなく再度勝利し立ち上がるところまでが、ここでいう「復活」となる。個人では方向修正がしやすいが、組織やグループとなるとまた立場ができると、方向修正が困難となる場合がある。

システムの魂

 OSやソフトウェア ハードウェアのサポート期限が切れると新しいものに更新していく。そこには、より早いものにとか、より便利なものとか、機能分離しようとか、統合しようとかの意思はない。魂が不在だ。ゴミデータを削除したり、することで意味あるデータとそうでないデータを分別できる。ディスクのパーテーションサイズなど、サイジングや不要なリソースを選定できる。CPU メモリ 記憶領域の方式 HDDとかSSDとか。デバイス個別の冗長化の要否。ネットワークの必要なスピード。サーバ自体の負荷分散やクラスタ化。システム自体がどう成長したいか要求してくる。その声を拾うことが大切。その声がログに、監視メッセージに現れる。サポートが切れるから更新するだけでなく、たましいを入れてシステムを保守していくことが大切だ。

プロジェクトマネージメント

  リーダーの「身ぶり」「言葉づかい」「声の調子」こうした点は、プロジェクトを推進していく上で、信頼につながる。人としてだけでなく、設計した値についての信頼につながる。この値は、どのような経緯で算出されたのか、何年も同システムで利用された値なのか、デフォルト値なのか、とりあえず設定して問題があれば調整するための目安なのか。机上であるが実情を計算して積み上げた値なのか。 普段のたわいもない話でも、メンバー(他者)は感じることがあると思う。こんなことを意識していたら窮屈と感じるが、成功と言う成果に近づくために必要だ。

空気感染とは大声でいえないし、言い切ることもできない

 ある伝染病の感染ルートについて、政府や、WHOははっきり言えない。明らかにそんな状態で伝染・感染しているのに。政策や対策に影響があるのだろう。大騒ぎするメディアもあれば、こんな時はどうしたあらいいのですか?と、当たり前のことやあり得ない事例にこだわったりして、本来大切にしたい本筋の対応の足を引っ張る。そんなことに何の価値があるのだろうか。大切なとこに力を注ぎたいものだ。

コロナ禍に生きていることは共通であるが、人それぞれに人生の局面は異なる異なる

 同じ時を生きる者であっても、人生の局面は異なる。子育てに奮闘している人、介護に懸命に取り組んでいる人、病気と戦っている人、夢に向かって努力している人、道に迷っている人。そんな人、友人と関わることで、自分の人生を生き抜く力となること信じて生きていく。助け合って、励まし合って成長していきたい。

タイミング・想定外

  物事が思い通りに運ぶことなどないものだ。むしろ、予想外の事態に苦しみ、落胆を繰り返すのが現実といってもよい。しかし、その時に、めげずに、明るく突き進むなかに、人間としての成長があるのだ。と小説の一節を見つけた。自分においては、何か始めようとしたら、いきなりコロナショック発生。こんな時だからこそ今できることを進めていく。今しかできないこともある。与えられた、また掴み取った、栄枯盛衰もある。限られた一生残り時間は有限だ。

厳密と寛容さ

●ここから 引用  日本の「2020幸福度ランキング」は過去最低の62位まで順位を落としています。先進国で最低です. 6項目を用いて分析を加えた ①1人当たりの国内総生産(GDP) ②社会的支援の充実ぶり ③健康寿命 ④人生の選択の自由度 ⑤寛容さ ⑥社会の腐敗の少なさ 評価項目では、「GDP」と「健康寿命」を除き、「汚職の無さ」「社会的支援」が低く、特に低評価なのが「社会的自由」と、「寛容さ(他者への寛大さ)」です。 ●引用 ここまで ITシステムの世界では、パラメータが1違うだけで動かない。違う動きをしてしまう。厳密に確認に確認を重ね、検証する。そういう意味で、「だろう」とか「思う」とか「ほぼ」とかあいまいな表現に敏感だ、そんな体質が「人間」にも向けられていないだろうか。うつ病になる人も見かけるし。システムには厳密。そして人には「寛容」でありたい。

無理やり仲良く

性格的に苦手な人がいる。無理やり仲良くしなければならないのか。嫌いな人は放っておいていいのでは。この場合は、命に危険がない限り、無理をしないで自然に立ち振る舞えるなら、拾いに言っても良いのでは、ケースにもよるので表現が曖昧でお許しください。心の合う人は考え方も似ている。嫌いなひとは、考え方も違う。 その違う考えかたを養分にして成長していく。そこにリーダーの成長や度量の拡大もあるそんな人がいるから楽しいとうけとれたらよいと思う。無理やりでなく自然に。

10月1日 年度替わり半年目の日

非常食、乾パン、缶詰、ビスケット、レトルト食品、ミネラルウォーター。一体いつ食べる?食べないで捨てる?いつか消費しなければならない。おいしければいいけど。そうでないときつい。おいしいご褒美食材を非常食にできたら。カニ缶。牛大和煮缶とか。カリカリの乾パンはきつい。高級カロリーメイトなんてあるかな。美味しいものは正味期限が短い。決めて消費しなければ、結局廃棄することになる。10月1日はそんな食材を消費する日に最適かもしれない。

自分なんて

 物事の受け取り方とかで、自分て変?なんて思う場合がある。そういうことだったのか。自分が違う理解をしていた。一つ一つそこで全体の理解の合意を取るわけではないが、話が進んでいく間に気が付く。なんてことがある。立場・経験・生い立ち様々影響して異なる理解をしていることがある。リーダーやまとめる立場のひとはそういう多様性をの中で事が進んでいると理解してほしい。一枚岩なんて言うけどそれを含んでのことだ。コンピュータシステムだから、合わせなければならないところはぴっちり合わせる。再確認で合意をとる。そうでないところは自由に。そこまでの道のりや経緯は自由だ。 ここで言いたかったのは、「自分なんて」という消極的とらえかたでなく、みんないろいろな意見を持っている多様性の中で進行していると理解して団結してほしい。

20年も気がつかなかった

 鹿児島市にある「かごしま水族館」で長年にわたり展示されてきたエイが、実は新種だったことがわった。 なんと20年飼っていたけど気が付かなかった。新種だから図鑑に載っているわけではないし。 何気なく利用しているシステム、事が、障害が、起こらなければ気が付かないこともある。10月1日の東証のシステム障害もそうだ。故障がおこったけど、切り替わらなかった。故障がおこったら切り替わる想定だったけど。1年前にリプレースされたシステムだそうだけど、たまたまそこの障害がおこったからこそ発見できたかもしれない。 思い込みや決めつけのない、若い力もこんな時に役に立つかもしれない。

東証システム障害考

 ディスクの応答なしは判断が難しい。まるっきりダメなのか、処理が遅延しているのか。ネットワークならタイムアウトという設定があり、無通信の一定時間でエラーとなるが、ディスクのI/Oについては総合的判断が必要だ。 ストレージのメモリは、冗長の切り替えというより、複数搭載しておりその縮退利用となる。一部のユニットが故障したからといってストレージ全体の切り替えは考慮されていない。故障したユニットの切りはなしとなる。 ストレージは共有であるから、サーバの切り替えのようには判断できない。また対向先にも切り替えは影響する。複数のシステムが搭載している切り替えとは判断が難しい。 メモリは、エラーとなる前に書き込み 読み込みの 試行回数を確認しており、一定回数を超えるとエラーや故障となる。予兆は掌握できる場合がある。 さながら発生日が10月1日ということから、新規アカウントや銘柄の搭載作業のミスという可能性もあると思う。ハード故障だけが原因ではタイミングが良すぎる。 ストレージ・プロセッサーのワーキングメモリと今回言われているストレージのメモリは別であると理解しているが如何であろうか。ディスクI/Oのためのキャッシュメモリと理解している。 1部外者の感想だ。 後日、ストレージのメモリ故障が原因のハングアップで待機系ストレージに切り替わらなかったというが、故障は明示的メッセージが出るが、ハングアップは周辺がタイムアウトするまで無応答だ。この値を短くすると、時間がかかる処理の応答の際このメッセージが出るし、処理がかかる時間は予想できない。切り替わらない設定でなく、設計されていなかった。が正しい表現ではなかろうか。 しかし、7時に発生し、8時に判断して周知し始めたのは、早期判断を下し素晴らしと思う。これは人的体制のことだ。 7時は、オンライン開始のための前処理を開始するタイミングだ、10月1日の朝となるとこのタイミングたからこそ実施される何かがあったのではと想像してしまう。