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TIMEOUTパラメータ

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ネットワークサービスには、TIMEOUTが設定できる。しかし様々なネットワーク機器を経由している場合、この設定が正しく活用できない場合がある。 例えば、サーバでTELNETのタイムアウトを300秒としても途中で経由しているネットワークスイッチのタイムアウトが60秒である場合、結局TELNETのサービスも60秒でタイムアウトとなってしまう。タイムアウト値のシステム内外のトータルな設計観点が必要だ。 これは、セッションのみの無通信時間でなく、データ転送中であっても処理が終了しない場合にも発生する。大きなサイズのデータ転送中には注意が必要だ。 深夜に大きなデータ転送を仕掛けて朝になって転送が完了していなくてがっかりなんて経験ありませんか。

スマホ紛失

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友人が某スマホを紛失した。携帯電話は呼び出せる状態だ。行動範囲を引き返し探したが見つからない。ショッピングモールの中だったのでインフォメーションにも確認した。そこで某携帯直営ショップに駆け込んだ。休日であったので2時間待ちの状態だった。事情を話したが2時間は待たされる旨説明された。151での問い合わせやフリーダイアルでの問い合わせをすすめられたが電話が混み合っているのでつながりませんよと説明があった。そのとおり繋がらない。何度かけてもだ。繋ぎっぱなしで30分まってもだ。そもそも本人だけだったら公衆電話からの対応しかできないと思う。某ショップの中からだ。このまま営業終了時間がきて電話も繋がらない状態になりそうだ。番号の停止には、警察の紛失届けが必要だと説明があった。総合のカテゴリの待ちあいになった。事情は説明してあったが、某光(インターネット接続サービス)の新規契約やお金になる待合要件は、対応が優先されて消化されていった。待合番号の状態表示から確認できた。自分の番号の前に後から来た待合番号が設定されていった。私は510番だった。後から来て割り込んでいた番号は908番だった。こういう時は、こんな扱いが目につくし気になる。 GPS機能で検索できますといっても、実際は即効性はない。気長に警察の紛失物の届け出を待つのとかわりなさそうだった。友人は警察に届けを出しに行き、私は某ショップで待った。 こんなユーザーのピンチに親身になって対応していただけたらとても感謝できたな、と思う。どんな機能やサービスがあったとしても、今はその携帯がないんだよ。ある程度の金額を支払っても良いので対応する仕組みがあればと感じた。連絡しておいたショッピングモールのインフォメーションから発見された旨の電話が私の電話にあった。携帯を受取るためアルカキッドを後にした。

RAID構成

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RAIDとは複数のハードディスクで論理的に1つのディスク(領域)と認識させる技術。ディスクへの書き込み・読み込みを高速化したり、構成しているディスク故障時にもデータロストとならない冗長化が構築できる。 最近の共有ディスク装置においては、大きなキャッシュメモリを搭載しており、RAIDディスク構成や本数の性能差はあまり感じられない場合もある。 またディスク故障時、二重障害でない限り、RAID構成に組み込まれていない予備ディスクを設定しておき自動的に組み込むことで、縮退状態で運用するケースも回避できる。 I/Oや用途を考慮しRAID構成を別にしたり、同構成内に空き容量を大きく取るなどの工夫も大切な要素だ。 ハードウェアRAIDはシステムボードのオンボードRAIDや、RAIDカードを用いた構築方法で、ソフトウェアRAIDとは、OSなどのソフトウェアからRAIDを構築する。 ●メリットとデメリット ソフトウェアRAIDは、CPUにRAIDを制御するための負荷がかかるので、パフォーマンスを低下させる原因にもなる。 ハードウェアRAIDはマザーボードがRAIDに対応しているか、またはRAIDカード構築する必要がある。 OSに依存しないで、RAID構築することができ、CPUパフォーマンスにも影響を与えない点(少ない)に大きなメリットがある。

文字コードとカントリーコード

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UNIX 関連の シスログ が文字化けする場合がある。 1,OSインス トール 後にシステムの 文字コード を変えた。 2,アプリケーションのインス トール した時の 文字コード がちがう。 影響を受けるのが2バイト文字のメッセージが多い。英数のメッセージは問題なく出力されている場合がある。構築時の手順を考える際、変更の前後関係を考慮が必要だ。 1行全てが文字化けの場合は、出力元のアプリケーションが原因の場合が多い、タイムスタンプは正常であるが、一部の文字化けの場合は、アプリケーションだけでなく、OSの状態や文字コードの関係性も確認が必要だ。一行全てといってもメッセージが2バイト文字であることが前提となるが。

ネットワークスイッチ

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ネットワークスイッチを学ぶ前に LINUXのIPTABLEを復習しておこう。 iptables iptablesは、Linuxに実装されたパケットフィルタリングおよびネットワークアドレス変換 (NAT) 機能。ファイアウォールやルータとしての役割を果たす。 iptablesの構成 iptablesでは、フィルタリングする対象を選ぶ「テーブル」と、各テーブルにおいて、どのタイミングで処理するかを示す「チェイン」で構成されている。 filterテーブルはパケットのイン・アウトを制御できる。 natテーブルはパケットの中身を書き換えることを制御でき、主にネットワークアドレス変換に用いられる。 filterテーブルでは、次のチェインが代表的。 パケットが入る際に利用するINPUTチェイン パケットが出ていく際に利用するOUTPUTチェイン インターフェース間を経由する際に利用するFORWARDチェイン natテーブルでは、主にパケットを書換える変換ルールが記載されている。 ランニングコンフィグとスタートアップコンフィグ 現在の設定内容を「ランニングコンフィグ」(running-config)と呼ぶ。 ランニングコンフィグの内容は設定コマンドの入力とともに変更され、通常はただちに動作に反映されますが、ランニングコンフィグはランタイムメモリー上にあるため、システムを再起動すると消えてしまう。 ランニングコンフィグを保存しておきたい場合は、任意のファイルに書き出す。 書き出し先を「スタートアップコンフィグ」(startup-config)ファイルにしておけば、次回起動時に現在の設定内容(ランニングコンフィグ)が自動的に復元されるようになる。 この2つのファイルの関係性は、ネットワーク機器のベンダーを超えて共通の場合が 多い。呼び名やコマンドに違いはありますが。

NTP(システム時刻)

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うるう秒。あるタイミングで1秒挿入されるわけだが、システムの障害もいくつか発生した。2017年1月にもあったが大きなニュースになることはなかったと感じている。 コンピュータシステムはNTPというサービスでサーバや機器の時刻を同期している(場合が多い)が設定自体は意外とシンプルであるが仕様や仕組みは意外と奥が深い。放送局の時報と同期するデバイスのある。ネットワークの接続に制限が有る場合に利用されていた。(外部ネットワークへの接続に対する制限) システムの時間は、一度進んでしまった時刻を戻すのはむつかしい。 データベースやログなどシステム時間を参照しつつ独自に時間をもっていいる。そのソフトウェアやサービスは、時間が進んでいるからといって簡単にもどせないものもある。あるあるです。どうぜ時間がくるうなら遅れてほしい。進めるのは問題が起こりづらいからだ。ここには、一時期流行った「マーフィーの法則」が働く場合が多い(笑)。

正確な情報に基づいて、落ち着いて行動する。

サーバトラブルが発生した、復旧のため状態を確認する。 リモートログイン。ネットワークの状態。ログのメッセージ。プロセスの状態。ディスクの状態。ダンプの有無。切り分けて原因を追究していく。 確認したら一息つこう。第三者に伝えよう。いきなり対応をしだすとさらに悪化させる場合がある。また原因を判定する状態を戻してしまう、消してしまう場合がある。慌てて確認していると見落とす場合もある。 落ち着いて。慌てない。1分1秒を争う場合もある。そんな時こそ。落ち着いていこう。こんな時の原因は、意外とシンプルな原因で発生している。当たり前から疑っていこう。 コロナウィルスでパンデミックそして緊急事態宣言。こんな時こそ仕事で培ったノウハウを。「正確な情報に基づいて、落ち着いて行動する。」