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ITにある師弟

 ある空手の選手が世界選手権で念願の初優勝を果たす。その後の稽古で、師匠は弟子のおごりに気付いた。「生活の全てを見直しなさい」と一喝し、道場の掃除などを行うよう命じた。負けた時に「勝ちの因」をつくることがある。一方で、勝った時に「負けの因」をつくることもある。 私たちエンジニアは、一発(一本)勝負を競うことは少ない、必要があれば万全を期すため、何度もリハーサルを実施するのが普通だ。それでも気付かない障害やバグが発生する。気付かない間に惰性に流されてしまう。この世界に師匠がいないからこそ自分を律することが必要で更に厳しいのだ。あるなしではなく、自分で決めて、学ぶことが大事かと、「私が師匠です」という人はいない。

コップと水差しのお話

雑誌に掲載されていたエピソード。そうだなと思ったので紹介させていただきます。 卓 上 の 水 差 し と コ ッ プ が ふ れ て 、 ど ち ら も 壊 れ て し ま っ た 。   「 水 差 し は “ コ ッ プ が ふ れ た か ら 割 れ た ” と 言 い 、 コ ッ プ は “ 水 差 し が ぶ つ か っ た の だ か ら 割 れ た の だ ” と 言 う か も し れ な い 。 し か し 、 両 方 に 壊 れ る 素 質 が あ っ た か ら 、 壊 れ た の で す 。   こ れ が 、 綿 と ガ ラ ス だ っ た ら ど う だ ?   決 し て 壊 れ は し ま い 。<中略 >   他 人 が 悪 い か ら と 思 っ て い る が 、 そ う で は な い 。 自 分 が 綿 に な れ ば 、 決 し て だ れ か ら も 壊 さ れ は し な い だ ろ う 。 他 人 で は な い 。 自 分 を 変 え て い く 以 外 に 道 は な い の だ 」 ― ― と 。 自分を変えることは、心がけで即実践できる。と感じた。

やり抜く力が大切

 やりぬく力と目標設定が大切だというビデオを見た。IQとかスキルや技術力でなく最後に成功する人は「やり抜く力」が必要だということだ。「やりぬく力」とは、超長期的目標に向けた情熱や忍耐力だ。スタミナだ。明けても暮れても将来の目標にこだわることだ。短距離走でなくマラソンを走るようなものだ。やり抜く力を養うには「成長思考」が大切だ。失敗した時辛抱して乗り越える経験が大切だ。

一日入院してみて感じたこと

 一日だけ入院することになった。1日だけときまっている。4人相部屋だ。カーテンで仕切られている。音は聞こえる。話し声もだ。夜になればテレビの光も漏れてくるしこちらからも漏れる。トイレもシャワーも共同だ。ベット下の床掃除やゴミ箱の交換も担当業者の肩がきた。薬剤師さん看護師さん(2交代)で声をかけてくれた。入院担当の医師も来た。 当たり前の話だが4人部屋の患者は病状がそれぞれ違う。危機的な方も居れば、一日入院で退院が見えている人もいる。寝たきり状態の人は治療以外のケアも必要だ、水が飲みたい。コップを洗ってはしい。テレビのイヤホンを買ってきて欲しいとか。看護師さんが対応しているようだった。私は、なるべく手がかからないようにしていた。そんな対応をしてくださる医療従事者に尊敬と感謝を感じた。

コンセントの埃が火事の原因

 家庭においてコンセントの埃が火事の原因と言われる。キャビネット、タンス、電化製品と壁との間にあるコンセント、影になって埃がついたままになりやすい。 サーバルームはどうか、埃のたつ(発生する)原因は少なく、ケーブルも整理されているのが普通だ、しかしマシンの冷却用の吸気口・排気口には、埃が付着している。温度管理・湿度管理・人間のアクセス管理(操作)はされているが、埃は盲点になりやすい、意外としっかりと付着している。コネクタ接続部分(未使用のポート)においても付着し、いざ利用する際に、接続不良を招きやすい。保護キャップがついている機種もあるがないものが大半である。冬の肌の乾燥の記事をみて、自身のPCを確認してみた。吸気口に付着する埃をみてそう思った。

何が違うの?新しいブロックチェーン(ブロックチューブ)

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 まずは、図で示します。 ●従来のブロックチェーン ●新しいブロックチェーン(ブロックチューブ) 1.新しいブロックチェーンはジェネシスブロックが複数ある。 2.新しいブロックチェーンはチューブ状のデータ構造である。 3.新しいブロックチェーンはデータブロックの追加できるポイントが複数である。

自己評価が高いと

  野球の監督が、ある選手に「自己評価が少し本人の中で高い感じがする。「チャンスをもらえれば」じゃなくてもう一皮むけないと。僕たちはチャンスを与えて、はいどうぞ、というわけじゃない」と告げた。 私たちIT業界に生きる人間ににおいてはどうだろうか。プロジェクトごとにメンバのスキルや構築の難易度が違う。経験済みのこともあれば未経験の仕事もある。 チャンスを与えられるのを待つような、こんな気持ちになっているのではと自分を反省した。落ちている仕事を、またチャンスをとりにいかないといけない。しかし責任分担、または組織の中で分業のルールもあり、全て「自分が」といかないのは当たり前である。